便秘とむくみの関係

便秘になるとむくみが酷くなると感じたことありませんか?
実は便秘が原因でむくみが起きていることもあるのです。
むくみは放っておくと体重が増加したり、病気に悪化することもあり危険です。
便秘が起こすむくみの原因や対処法を知って予防しましょう。

便秘がおこすむくみの原因

自律神経の乱れ

「自律神経」とは交感神経(活動している時の神経)と副交感神経(休んでいるときの神経)の2つで成り立っている神経です。
ストレスを受けたり、夜の睡眠時間が短いときは交感神経が働き、自律神経が乱れてしまいます。
2つのバランスが安定しているときは健康な身体を維持することができますが、どちらかが活発になりバランスが崩れると身体に様々な症状が出てくるのです。
便秘やむくみも自律神経の乱れが原因で起こります。

脚のむくみ

便秘になると、腸内に便・ガス・老廃物などが溜まり、常にお腹が張っている状態が続きます。
そうすると腸の近くにある臓器が圧迫されリンパや血液の流れを悪くしてしまうので、「むくみ」が起きてしまいます。
特に脚の付け根や関節あたりの血管が圧迫されやすく、脚がむくみやすくなるのです。
デスクワークや長時間の立ちっぱなしは、さらにむくみやすくさせるので要注意です。

皮下脂肪が多い

男性に比べると女性の方がむくみで悩んでいる人が多いように感じます。
それは女性は皮下脂肪が多いため、冷えによる血行不良が起きやすいのです。
また皮下脂肪は水分を閉じ込めておく作用があり、むくみを起こしやすくなっています。
冷え性だと感じる人は手や足首を回して血行をよくすることが大切です。

むくみを悪化させる行動

「私はむくみやすいから…」と言って放っておかずに、悪化させる行動はしないように気をつけましょう。
特に、
・長時間同じ姿勢でいる
・ヒールの高い靴ばかり履いている
・アルコールをよく飲む
・塩分、水分の過剰摂取
・睡眠不足、食べ過ぎなど
は、自律神経を乱すもとになり、むくみを引き起こし悪化させやすいので注意しましょう。

便秘によるむくみの解消法

自律神経を整える

便秘とむくみの両方に関係のある自律神経を整えることが大切です。
お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、リラックスできる時間を作り副交感神経が働くようにしましょう。
腸の動きが規則正しくなり、血液の流れも良くなっていきます。

便秘を解消する

便秘を解消することで、リンパや血液を圧迫するものがなくなり、むくみも緩和されます。
便秘を解消するには「自律神経を整える」「適度な運動」「便秘解消に効果的な食事を摂る」ことが大切です。
【食物繊維】大豆・モロヘイヤ・ごぼう・海藻類・こんにゃく・オクラ・さつまいも・人参など
【オリゴ糖】アスパラガス・とうもろこし・りんご・玉ねぎ・じゃがいも・キャベツ・バナナなど
【乳酸菌】ヨーグルト・味噌・キムチ・牛乳など
など、便秘に効く成分が多く含まれている食べ物に注目しましょう。
そして腹筋やウォーキングをすることで腸が刺激され、便を促す効果も期待できます。

リンパマッサージ

皮膚に圧がかかるほどの「やさしい圧力」でマッサージするのがポイントです。
脚の付け根や膝の裏にあるリンパ節を押して、リンパの滞りを解消しましょう。
押すのが痛いと感じる人は、優しくさするだけでも大丈夫です。
脚全体をさすってリンパの流れをスムーズにしましょう。
老廃物が排出しやすくなると、むくみや便秘が解消されます。

食生活を変える

便秘とむくみに効果的な食べ物は「マグネシウム・カリウム」が含まれている食べ物です。
マグネシウムは腸内に水分を吸収し、便を柔らかくする効果があります。
カリウムも体内の塩分濃度を下げ、尿として排出させるのでむくみの解消効果が期待できます。
どちらも含んでいるオススメの食べ物は「納豆」と「キュウリ」です。
納豆は食物繊維・オリゴ糖も含まれている便秘解消にぴったりの食べ物です。
週に2.3回程度食べるようにしてみましょう。
キュウリにも食物繊維が含まれており、便秘とむくみに効果的です。
毎日食べて身体の変化を見てみましょう。

ココアを飲む

ココアにはマグネシウムが100g中440mg含まれているので、1日に必要なマグネシウム300mgが一気に摂取できます。
また腸内の善玉菌のエサとなる「リグニン」も含まれており、腸内環境を整える働きを持っています。
美味しくて便秘解消にも良いなんて嬉しいですね。

腸がむくむ「むくみ腸」とは

便秘によって身体がむくむだけでなく、腸までむくむ「むくみ腸」になっている人がいます。
腸内環境の悪化や、腸が水分を取り込みすぎているのが原因です。
・便秘や下痢が続いている
・いつも膨満感がある
・残便感があることが多い
・ダイエットを頑張っているのに痩せにくい
なんて人は腸がむくんでいる可能性があるので気をつけましょう。
放っておくと「動脈硬化」「高血圧」「大腸ガン」など病気を引き起こす危険もあります。
自律神経を整えることや、食生活や運動の見直しで症状は良くなります。
便秘がなかなか治らない人は腸自体がむくんでいることがあるので、ゆっくり直していきましょう。

食生活やマッサージでむくみを解消させよう

脚のむくみは便秘が関係していることが分かりました。
食生活や運動をして便秘が解消すれば、むくみも自然と解消されます。
しかしむくみは他にも皮下脂肪の冷えや長時間同じ姿勢でいることが原因でも起こります。
むくみに効く食べ物を食べたり、リンパマッサージをして対処・予防するのが一番ですね。
放っておくと「太る元」となるむくみを、悪化させる前に無くしてしまいましょう。