便秘と腹痛の関係性

便秘と同時に腹痛に襲われることありませんか?
動けなくなるほど痛くなったり、冷や汗をかいたり…症状は人によってそれぞれですが、放っておくと吐き気や頭痛を引き起こす危険性もあり、身体に悪影響です。
どうして腹痛が起こるのか原因を理解し対処していきましょう。

腹痛になる原因と症状の起こり方

腸内に溜まっている便やガスが原因

お腹が張るような痛みを感じたり、ポッコリお腹になっているときはガスが溜まっている可能性があります。
便やガスが溜まり続けると他の内臓を圧迫し痛みを発生させてしまうのです。
便が溜まっているにもかかわらずいつも通りの食事を続けていると、排出できない老廃物が体内に溜まり、吐き気や嘔吐を起こす危険性があります。

IBS(過敏性腸症候群)が原因

日本人のおよそ7人に1人が当てはまるとされているIBS(過敏性腸症候群)も原因の一つです。
IBS(過敏性腸症候群)はストレスによって引き起こる便秘や下痢を繰り返す症状です。
お腹の痛みや不快感も伴い、便が出たと思えばコロコロした便しか出ず、残便感があります。
ストレスに弱い20代~30代の人がよくなる病気です。

ねじれ腸が原因

腸のねじれている部分に便やガスが溜まりやすくなり、排出しにくくなってしまうのです。
ねじれ部分を便が通ると、痛みが起こることもあります。
子どもの頃から便秘になりやすい人や、運動をしなくなるとすぐ便秘になってしまう人はねじれ腸の可能性があります。

大腸ガンが原因(激しい痛みと血便が出る場合も)

激しい腹痛が起こったり、血便が出るときは、大腸ガンの可能性があります。
大腸ガンは便秘を放っておくとなる確率が上がります。
便秘や下痢を繰り返したり、疲れやすく食欲がなくなる症状が現れたら病院で検査をしてもらいましょう。

便秘による腹痛の対処法

ガス抜きマッサージ(のの字マッサージ)

腸の動きを活発にして、溜まっている便やガスを排出するマッサージがあります。
①仰向けに寝る
②おへその周りを「の」の文字を書くようにさすります。1分ほどお腹が温まってくるまで続けましょう。
腸を刺激して動きを促進させることはできますが、硬くなった便を出すには水分や油分が必要です。
白湯を飲んだり、オリーブオイルを摂ったりして便を出しやすくしましょう。
「の」の字マッサージは寝ているときだけでなく、トイレでなかなか便が出ないときにも効果的です。
他にも、仰向けに寝て足を抱え込むヨガのポーズや、仁王立ちになり腰を回す動きなど、腸をこまめに刺激する動きを取り入れましょう。

便秘に効果的な食べ物や飲み物を摂る

腸内環境を良くする「食物繊維」「オリゴ糖」「乳酸菌」など豊富に含まれている食べ物が理想です。
【食物繊維】サツマイモ・納豆・きのこ類・バナナ・野菜・豆類
【オリゴ糖】バナナ・ヨーグルト
【乳酸菌】ヨーグルト・ハチミツ・キムチ
などを食べるようにしましょう。
飲み物はココア・炭酸水・牛乳・お茶などが効果的です。

運動をする

日本人に多い「ねじれ腸」が多いのは、ゴルフやテニスのような身体をひねる運動をあまりしないことが関係していると言われています。
腸に刺激を与える簡単な運動を紹介するので試してみて下さい。
①両手を水平に広げ、下半身は動かさず上半身だけ大きくねじるように動かす
②次に両手を上へ伸ばし、大きな伸びをします。
③1分間ほど繰り返し続けます。
このようなストレッチをお風呂上りや寝る前に毎日して、新陳代謝を上げましょう。
ねじれ腸の人は、運動をすることで便秘を解消することができます。

整腸剤を飲む

腹痛の原因を解消したいですが、急用ができたときやどうしても辛いときは薬に頼るのも一つの方法です。
ガスを吸収する効果がある整腸剤は、腸内環境を整えてくれて、便秘も腹痛も解消できます。
整腸剤を2~3日服用しても治らない場合は、ねじれ腸や病気の可能性もあるので病院で見てもらうのがいいですね。

便秘にならない身体づくりがポイント

便秘と腹痛には様々な関係がありました。
腹痛を起こし悪化させないためにも、便秘にならない身体づくりを目指しましょう。
適度な運動をして食事を改善することで、便秘は解消できますので、是非試してみてくださいね。