便秘と貧血の関係性

圧倒的に女性に多い便秘と貧血の関係性について調べてみました。
どちらも症状が悪化すると、動くことができないほどツライですよね…。
どうして便秘と貧血が同時に起こるのか理由を紹介します。
そして対処法を知って事前に防ぎましょう。

「便秘」と「貧血」が起こる理由

「便秘」が原因で貧血が起きるとき

腸内に便が溜まり約3日経過すると便が腐敗しだし「インドール」「スカトール」という悪い成分を含むガスが発生します。
そのガスは血液に吸収され身体中を巡回し、血液の流れを乱す血行不良を引き起こすので、貧血になりやすいのです。
またトイレで便を押し出そうとするとき、一時的に血液が腸付近に集まり脳に血液が行き渡らずフラフラしてしまう危険性もあります。
ひどい場合だと、そのままトイレで気を失ってしまうこともあるので、しんどいと感じたら呼吸を整えるようにしましょう。

「貧血」が原因で便秘が起きるとき

貧血になると臓器の働きが弱くなり、腸の動きも鈍くなってしまうので便秘になりやすいです。
また、血液の状態を悪化させないように、腸内や細胞間の水分を吸収しようと働きます。
すると、腸に水分が行き渡らず便が固くなり出にくくなってしまいます。
特に排出する筋力がない細い人や高齢者には便が出しにくいので、ひどい便秘状態が続いてしまいます。

「便秘」と「貧血」を解決する対処法

食事に気を付ける

便秘と貧血に効果的な食べ物は「ひじき」「プルーン」「納豆」「レーズン」などです。
特に「ひじき」は水溶性食物繊維(※)と鉄分が豊富に含まれており、1日30gほど食べるだけでも効果があるのでオススメです。
水溶性食物繊維は便を柔らかくしてくれる働きを持っているので、固くなった便にも効きます。
また「プルーン」も水溶性食物繊維・鉄分・マグネシウムが全て豊富に含まれていて、便秘解消の効果が高い食べ物です。
プルーンの食物繊維も水溶性なので、便を柔らかくしてくれます。
他にもマグネシウムが腸内に水分を集めて便を出しやすくしてくれる作用を持っています。
固くなった便を排出しやすくする効果のある食べ物を食べて、便秘解消を目指しましょう。

(※)食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。

便を柔らかくするのが「水溶性」、腸の働きをよくするのが「不溶性」です。
【水溶性】こんにゃく・わかめ・昆布
【不溶性】野菜(モロヘイヤ・ごぼうなど)、きのこ類、イモ類、豆類など
どちらもバランス良く食べて便秘解消につなげましょう。

無理にいきまない

トイレに長時間座って無理にいきむと、そのまま意識を失うこともあるので危険です。
また固い便を無理やり出すと切れ痔になる危険性もあります。
無理やり出さなくてもいいように食事や運動で体質改善しましょう。

鉄剤は飲まない

貧血に効くと言われている「鉄剤」ですが、一度にたくさんの鉄を摂ると消化器に刺激を与えてしまい、刺激を受けて機能が低下した腸は動きが鈍くなり便秘が起こりやすくなってしまいます。
このような副作用があるので、貧血中も鉄剤の服用はオススメできません。

腹筋をする

便をスムーズに出すために腹筋をして筋力をつけておきましょう。
仰向けになり、足を少し上げたり下げたりするだけの軽い筋トレで十分です。
また腹筋をすることで腸が刺激され働きを促進するので、便秘解消効果も期待できます。

ホルモンバランスを整える

便秘も貧血も起こす危険性があるのがホルモンバランスの乱れです。
ホルモンバランスが乱れると、血液の循環が滞ってしまい血液不足に陥ってしまいます。
また、腸の動きも抑制されてしまうので、便秘にもなりやすいです。
ホルモンバランスを整えるために過労やストレスを取り除き、大豆イソフラボンを含む大豆・納豆・豆腐などを積極的に摂るようにしましょう。
ホルモンは寝ている間に作られるので、早めに就寝し、睡眠時間を多く取ることも大切です。

生活を見直して自然に治す力を身につけよう

便秘と貧血はどちらもとても辛いですよね。
すぐに治る気がして薬に頼ってしまいがちですが、副作用があったり一時的な効果しかないものもあるので、効き目がなくなると、またしんどくなってしまいます。
便秘・貧血の原因を知って、元から治すことが一番の理想なのです。
元の体質を改善するために、食事や運動に気を付けて生活を見直してみましょう。